欧州で拡大中のサル痘とはどんな病気か。症状、致死率、治療など。
サル痘が5月20日、カナダでサル痘の感染例が確認され、21日現在、欧州でも感染例が確認されています。
サル痘とは
・サル痘ウイルス感染による急性発疹性疾患
・4類感染症。
・主にアフリカで散発的に流行。
・自然宿主: リス 週末宿主: ヒト、サル
・症状: 発熱や特徴的な発疹等。
・致死率:
アフリカでは数〜10%。
アメリカでは死亡は報告されていない。
アフリカで致死率高い原因として、医療体制の問題や、病原性の違いが挙げられる。
・治療:対症療法。
・天然痘との比較: 天然痘に比べ感染力が弱く、症状は発熱や特徴的な発疹程度。WHOによると、天然痘のワクチンがサル痘に対しても最大85%の効果があるとされる。
・現時点での問題点: 天然痘は1980年に撲滅したため、若い世代の多くは天然痘ワクチンを接種しておらずサル痘にも免疫がない。
参考https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox-intro.html
詳しく知りたい方は上のリンクをどうぞ。