医学勉強合間のメモ

ただのメモです。医師です。詳しい情報まで見たい方には向きません。

医学

川崎病の治療方法についてのまとめ

川崎病の治療目的 治療方法 大量免疫グロブリン療法 抗血小板療法 川崎病は、別名『小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群』と呼ばれる、川崎富作博士によって発見された病気です。名前の通り、小児に発熱や皮膚・粘膜・リンパ節病変が急に発症します。 今回は…

【病理】脈管浸潤判定の手法・意義をわかりやすく解説

癌の病理診断を行う上で、TNM分類は重要ですが、その項目の一つであるリンパ節転移、遠隔転移を起こすリスクを判定するために、脈管浸潤を特殊染色や免疫染色で見ることがあります。 最もよく用いられるヘマトキシリン・エオジン染色では、癌細胞が静脈内、…