2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
筋強剛 痙縮 拘縮 強直 筋強剛 固縮と同義。錐体外路症状による筋トーヌス亢進 のこと。 鉛管現象、歯車現象が含まれる。 痙縮 錐体路症状による筋トーヌス亢進のこと。 ジャックナイフ現象が起こる。 拘縮 筋、腱、靭帯の器質的短縮により関節が固まった状…
結論から言うと甲状腺機能低下症です。 甲状腺機能低下症では、ムコ多糖が沈着することによる筋破壊が起こり、CKが上昇します。 CK上昇は、その他の多くの症状が出現する以前に起こることがあるため、 自覚症状がないにも関わらずCKが上昇している例では、 …
左軸偏位が起こるものとして、ここでは2つの疾患を取り上げます。 1.三尖弁閉鎖症(TA) この疾患では、三尖弁が閉鎖していることにより、肺動脈へ流れることができなかった静脈血が、心房中隔欠損(ASD)を介して左室系へ流入することにより、さじくへんが起こ…
結節性硬化症とは TSC1, 2遺伝子変異によって引き起こされる常染色体優性遺伝疾患。 顔面の血管線維腫、精神発達遅滞、てんかんを3徴候とする。 合併症が多く、肺リンパ脈管筋腫症(LAM)、腎血管筋脂肪腫、心臓横紋筋腫、腎嚢胞、網膜腫瘍などを合併する。 治…
腸球菌に対する抗菌薬は第一選択薬がアンピシリン、第二選択がバンコマイシンとなっている。 黄色ブドウ球菌では、 アンピシリン/スルバクタム系や第一世代セフェム系(セファゾリン)などが使用される。 βラクタム系が全て効かないMRSAには、バンコマイシンが…
ホモバニリル酸〈HVA〉は、ドパミンの代謝産物。 バニリルマンデル酸〈VMA〉は、ドパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンの代謝産物。 カテコルアミンの産生が上昇する褐色細胞腫、神経芽腫で、 尿中HVA、VMAが上昇する。
腎保護作用のある薬は、 ・ACE阻害薬 ・ARB これらは、アンジオテンシンⅡの作用を減弱させることにより、 糸球体輸出細動脈の収縮を抑制し、糸球体内圧を低下させることで腎保護作用を発揮する。 ACE阻害薬に関しては、 副作用として空咳がある。 逆手にとっ…