Kaposi水痘様発疹症について概説

病態

 Kaposi水痘様発疹症は、アトピー性皮膚炎を持った患者に単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)が感染することによって生じます。発熱、痛みを伴うリンパ節腫脹、上半身を中心とした水疱が生じます。

 

鑑別疾患

アトピー性皮膚炎に合併することの多い伝染性膿痂疹との鑑別が必要です。

検査

Tzank試験により、巨細胞(Ballon cell)が観察されます。PCR検査によるHSV-DNAの検出、EIAによる抗体の検出等によっても診断できます。

治療

アシクロビル、バラシクロビルが有効です。