医学勉強合間のメモ

ただのメモです。医師です。詳しい情報まで見たい方には向きません。

良性発作性頭位めまい症の眼振について

・後半規管型発作性頭位めまい症

・カナル結石症

・クプラ結石症

について。

後半規管型発作性頭位めまい症では、患側を下に懸垂頭位にした際に患側向きの回旋性眼振が見られる。

カナル結石症は、方向交代性下向性眼振が起こる。ベッドにくっついてる顔の側面の方向(地面の方向)に眼振が出るから、下向性、と言われる。

クプラ結石症は、方向交代性上向性眼振がでる。

ベッドと反対側に眼振が向くから上向性。

どちらも眼振が強い頭位で、眼振が向いている方が患側。

例えば、右下頭位の時に眼振が強く、下向性なら、右のカナル結石症、と判断。