緊張型頭痛の病態・症状・治療について分かりやすく解説
緊張型頭痛の病態・原因
精神的なストレスやパソコン作業などの無理な姿勢の持続などによって、神経や筋の緊張が亢進することによって生じるとされる頭痛です。男女ともに発症します。
「締め付けられるような痛み」と表現される頭痛が、持続的に出現します。
症状
頭全体の締め付けられるような痛みがメインの症状になります。夕方に増悪することが多い様です。これは、1日を通して精神や身体のストレスが溜まり、夕方ごろに症状が出てくるのだと言われています。また、肩こりも伴うことが多いです。
治療
頭痛緩和を目的として、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を投与します。しかし、根本的には、ストレスの除去、解消が有用です。生活の中に運動する時間を取り入れたり、デスク作業の合間にストレッチをする、入浴で体を休める時間を取る、等、ストレスの解消に努めることが重要です。