循環内科で行われる植え込み型デバイス治療に伴う、デバイス感染への対処方法についてメモ。
植え込み型デバイスに感染が起こった場合、
抗菌薬のみorデバイス除去のみで対処すると、再発率は50〜100%, であるのに対し、
デバイス+リードを除去すると、0〜4.2%と報告されているようです。
また、近年は技術の進歩で、従来困難であったリード抜去も比較的容易になってきており、American Heart AssociationやHeart Rhythm Societyのガイドラインでは、デバイス感染にはデバイス+リード抜去が絶対適応とされています。